DC#1側から再構築するので、DC#1側が持っている操作マスタ(FSMO)の機能をDC#2側に移します。

仕事だと操作マスタを移動するのは障害の時くらいだし、DCの障害だと結構重いので、個人的にはなんだか無意味に緊張する作業ですw

操作マスタを移動させるのは、移動先 (今回の場合はDC#2) 側で実行します。現在の操作マスタ側でも操作はできますが、手順内で移動先のDCに接続することになります。

ちなみに操作マスタの種類については、操作マスタの役割 (TechNetのドキュメント) あたりを参照のこと。

では開始します。まずはドメインレベルの機能から転送します。

DC#2 のサーバー マネージャで、「Active Directory ユーザーとコンピュータ」を展開し、ドメインを右クリ → 「操作マスタ」を選択して、操作マスタ ダイアログを表示させます。

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RID タブが最初に開かれているので、RID マスタから動かしていきましょう。といっても、現在の操作マスタのホスト名と転送先のホスト名を確認して「変更」ボタンをクリックするだけです。

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変更確認のダイアログが出るので、「はい」をクリックします。

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転送が完了したダイアログが表示されます。

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PDC エミュレータ (PDC タブ) や、インフラストラクチャ マスタ (インフラストラクチャ タブ)も同様に転送します。

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ただし、インフラストラクチャ マスタの転送の時、転送先がグローバル カタログ (GC) の機能を持っていると警告が表示されます。

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これはフォレスト内に複数のドメインがある場合、GC とインフラストラクチャ マスタを混在させてしまうとレプリケーションに不具合が出るという仕様 (詳しくはググってください) による警告だと思います(多分)。

今回はシングルドメイン環境なので、かまわず転送してしまいます。

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次はフォレストレベルの機能を転送します。

まずはドメイン名前付けマスタから。これは管理ツールの「Active Direcotry ドメインと信頼関係」の管理コンソールから操作します。

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ルートノードを右クリして、「操作マスタ」を選択します。

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こちらもただ「変更」ボタンを押すだけです。

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最後にスキーマ マスタの転送です。

スキーマ マスタの管理コンソールはデフォルトでは表示されないので、まずこれを使えるようにします。

コマンドプロンプトで、次のコマンドを実行します。

regsvr32 %SystemRoot%\system32\schmmgmt.dll

こんなダイアログが表示されます。

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mmc を起動 (ファイル名を指定して実行→「mmc」) し、スナップインの追加と削除 で「Actice Directory スキーマ」を追加します。

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このままだと、現在のスキーマ マスタ (DC#1側) に接続された状態なので、これを転送先 (DC#2側) に変更します。左ペイン「Active Directory スキーマ」を右クリし、「Active Directory ドメイン コントローラの変更」を選択します。

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ディレクトリ サーバーの変更 ダイアログが表示されるので、転送先のDCを選択して「OK」をクリックします。

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この時点でDC#2側はスキーマ マスタではないので、こんなダイアログが表示されます。気にしなくておk。

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「Active Directory スキーマ」を右クリし、「操作マスタ」を選択し、似たようなダイアログが表示されたらこれまでと同様「変更」をクリックします。

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これですべての操作マスタが転送されました。

これで準備は基本的に完了。、あとは役割や機能の追加状況などを確認し、再構築後何をインストールすればいいのかを確認しておきます。

ちなみに、操作マスタを移動しないままDCを降格してしまうと、そのドメインについては管理不能になってしまいますので、これも最終確認をしておいたほうがいいと思う。

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