前回は Windows Server 2008 のインストールを一通りやったので、次に初期設定を進めていきたいと思います。

初期設定の項目として、

  1. タイム ゾーンの設定(時計あわせ)
  2. ネットワーク設定
  3. ホスト名の設定
  4. Windows Update 設定
  5. WIndows Update 実行
  6. リモート デスクトップ有効化 [2009/07/15 追記]

あたりをやっていこうと思いますよ。

Windows Server 2003(以下Win2003)などこれまでのサーバOSでは、インストールの最終過程でホスト名やネットワークの設定などをする場面がありましたが、Windows Server 2008(以下Win2008)のインストールではそのようなものはないので、OSにログインした後でそれらの初期設定をすることになります。

これ、地味ではありますがなかなか良い改善だと思いますよ。WinXP や Win2003 では、ホスト名の設定やタイムゾーンの設定などをインストール中に(手動で)終えなければOSにログオンすることはできませんでしたが、Vista や Win2008 ではそのような設定を後回しにすることが出来ます。

インストールで疲れて「もう明日でいいや」な気分になった時はとりあえずシャットダウンしておけるので電気代の節約にもなりますし、あまり詳しくない人に「インストールだけしといて」とお願いして、ログオン可能な状態にだけしておいてもらって後日ゆっくり構築に入る、とかできるので、時間の有効活用もできます。

初期構成タスク

初期構成タスク

初期構成タスク

インストール完了~Administrator のパスワード設定が終了してログオンが完了すると、自動的に初期構成タスクというウィンドウが立ち上がってきます。Windows Server 2008 では、このウィンドウ内で一通りの初期設定を完了させることが出来ます。

もちろん、通常通りシステムのプロパティやコントロール パネルなどから個別に設定することも可能ですが、初期構成タスクでは、ウィンドウの中に主な初期設定項目がまとまっているので、効率よく設定していくことが出来ます。

なかなかの親切設計です。

タイム ゾーンの設定

さて、手始めに時計を合わせてしまいましょう。

  1. 初期構成タスク ウィンドウの項目1、①コンピュータ情報の提供 の一番目、タイム ゾーンの設定(Z) をクリックします。
  2. 日付と時刻ダイアログが表示されるので、日付と時刻の変更(D)… ボタンをクリックします。
    日付と時刻ダイアログ

    日付と時刻ダイアログ

  3. 日付と時刻の設定ダイアログが表示されるので、今日の日付をカレンダーから選択し、今の時間を入力して OK ボタンをクリックします。

    日付と時刻の設定ダイアログ

    日付と時刻の設定ダイアログ

  4. 日付と時刻ダイアログに戻ったら、OK または 適用(A) ボタンをクリックします。

なお、日付と時刻ダイアログのインターネット時刻タブで、設定の変更(C)… ボタンをクリックすると、インターネット時刻設定ダイアログが表示されます。DHCP等で既にネットワークに接続されていれば、ここでNTPサーバの設定し、自動時刻合わせをすることが出来ます。

※ここではNTPの設定はスルーします。

インターネット時刻設定

インターネット時刻設定

ネットワークの構成

次にネットワークを設定します。Windows Update などもしないといけないですしね。

なおインフラ構成としては、いまのところざっくり以下な感じで構成を進めていきます。

想定インフラ構成

想定インフラ構成

■前提
  • IPv4のみ使用
  • IPv6は不使用(無効化)
  • セグメント
    → 10.0.0.0/24
  • ルータのLAN側IPアドレス
    → 10.0.0.1
  • サーバのIPアドレス(固定)
    → 10.0.0.10
  • ルータにDNSサーバ機能があり、有効化されている

設定開始

  1. 初期構成タスク ウィンドウの項目1、①コンピュータ情報の提供 の上から二番目、ネットワークの構成(N) をクリックします。

    ネットワークの構成
  2. ネットワーク接続ウィンドウが表示されますので、表示されているローカル エリア接続 アイコンを右クリックし、プロパティ(R) をクリックします。
    ネットワーク接続ウィンドウ

    ネットワーク接続ウィンドウ

  3. ローカル エリア接続のプロパティ ダイアログが表示されます。まずIPv4アドレスを設定します。インターネット プロトコル バージョン4 (TCP/IPv4) をダブルクリックするか、選択してプロパティ(R) ボタンをクリックします。

    ローカル エリア接続のプロパティ

    ローカル エリア接続のプロパティ

  4. IPアドレス・デフォルト ゲートウェイ・DNSサーバ などを入力し、OK ボタンをクリックします。

    IPアドレス等を設定する

    IPアドレス等を設定する

  5. ローカル エリア接続のプロパティ ダイアログに戻り、インターネット プロトコル バージョン6 (TCP/IPv6) のチェックを外します。チェックを外したら、閉じる ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

    IPv6 の無効化

    IPv6 の無効化

コンピュータ名(ホスト名)の設定

次にコンピュータ名を設定します。

  1. 初期構成タスク ウィンドウの項目1、①コンピュータ情報の提供 の上から三番目、コンピュータ名とドメインの入力(T) をクリックします。

    コンピュータ名とドメインの入力
  2. システムのプロパティ ダイアログが表示されるので、変更(C) ボタンをクリックします。
    システムのプロパティ

    システムのプロパティ

  3. コンピュータ名/ドメイン名の変更 ダイアログが表示されるので、コンピュータ名(C) に任意の名前を入力して、OK ボタンをクリックします。ます。ここでは、dc01 とします。
    なお、このダイアログではドメインの参加・離脱も出来ますが、今はまだ触りません。

    コンピュータ名の変更

    コンピュータ名の変更

  4. 再起動を求めるダイアログが表示されるので、OK ボタンをクリックします。

    再起動を求められる

    再起動を求められる

  5. システムのプロパティ ダイアログに戻ると、下の方に再起動を促す一文が表示されています。閉じる ボタンをクリックします。

    再起動を促す一文が

    再起動を促す一文が

  6. またしても再起動を求めるダイアログが。このダイアログから直接再起動をすることができます。
    今すぐ再起動する(R) ボタンをクリックすると、自動的に再起動されます。

    再起動要求ダイアログその2

    再起動要求ダイアログその2


ということで前半はここまで。もっとも基本的な部分の設定が完了しました。
後半では Windows Update 関連の設定と、サーバのアップデートを進めていきますよ。

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