Microsoft Windows Server 2008 リソースキット グループポリシー編 (マイクロソフト公式解説書) (マイクロソフト公式解説書)

前回のエントリーでようやくドメコンの構築が一通り終わりました。

前エントリーの終わりで、「次はDNSの構成が云々・・・」とか書きましたが、とりあえず忘れてくださいw

その前に、ドメコン構築後にぜひやっておくべきことがありました。

  • Administratorアカウントの名前変更
  • パスワード ポリシーの設定
  • Windows Updateの設定

この辺を、グループポリシーを使って設定してしまいましょう。

※ 注 ※

グループ ポリシーは通常、要件定義やらプロジェクトのセキュリティ ポリシー策定やらが終わってから初めて変更を始める場所かと思いますので、実際の変更は慎重に行ってください。

グループ ポリシー管理エディタ

さて、やはりここでもサーバー マネージャです。サーバー マネージャの左ペイン 機能 グループ ポリシーの管理を展開、さらに、フォレスト: inchikitech.local (フォレスト名) を展開します。

機能→グループ ポリシーの管理→フォレスト~ と展開

機能→グループ ポリシーの管理→フォレスト~ と展開

さらに続けて、ドメインinchikitech.local (ドメイン名) と展開すると、Default Domain Policy のリンクオブジェクトがありますので右クリックし、編集(E) をクリックすると、グループ ポリシー管理エディタが起動します。

Defalut Domain Policy を編集

Defalut Domain Policy を編集

Administrator名の変更

グループ ポリシー管理エディタが起動したら、コンピュータの構成ポリシーWindowsの設定 と展開します。

グループ ポリシー管理エディタ

グループ ポリシー管理エディタ

さらに、セキュリティの設定セキュリティ オプション と展開すると右ペインにポリシー項目がズラッと表示されるので、その中から、アカウント: Administraotr アカウント名の変更 をダブルクリックするか、右クリックして プロパティ(R) をクリックします。

Administrator アカウント名の変更

Administrator アカウント名の変更

アカウント: Administraotr アカウント名の変更のプロパティ ダイアログが表示されるので、このポリシーの設定を定義する(D) にチェックして、テキストボックスに新しいAdministrator名を入力します。

ここではテキトーに inchiki-admin とでもしておきます。

新しいAdministrato名を入力

新しいAdministrato名を入力

管理エディタに戻ると、ポリシー設定 カラムに新しい値が表示されます。ここではついでに、Guestアカウントの無効化もしてしまいました。その他必要な設定があればやってしまって構いません。

新しい値が表示される

新しい値が表示される

パスワード ポリシーの変更

パスワード ポリシーを見ていきます。デフォルトでは下図のようになっていますので、必要な変更を施していきます。

パスワードポリシー:デフォルト値

パスワード ポリシー:デフォルト値

今回は、下図のような感じにしてみました。この辺もセキュリティポリシーに合わせて設定していきます。

変更方法は直感的にわかると思うので、ここでは割愛します。

パスワード ポリシー:変更後

Windows Update の設定

次に Windows Update の設定です。ドメイン環境構築前に、Windows Updateの設定を無効化したのを覚えているでしょうか? あの時は無効化しましたが、ここでドメイン ポリシーを設定することで、ドメイン ポリシー側が優先されます。

左ペインのトップから、コンピュータの構成ポリシー管理用テンプレート: ローカル(ryWindows コンポーネントWindows Update と展開・選択し、右ペインの 自動更新を構成する をダブルクリックするか、右クリックして プロパティ(R) をクリックします。

自動更新の構成を選択

自動更新の構成を選択

自動更新を構成するのプロパティ ダイアログが表示されるので、まず 有効(E) にチェックします。すると下のプルダウンが有効になりますので、任意の構成を選択します。ここでは 3 – 自動ダウンロードしインストールを通知 を選択しました。

その他のオプションについては、説明 タブに詳しく書かれていますので、一読してから設定してみてください。

自動更新の構成オプションを選択

自動更新の構成オプションを選択

必要に応じてその他の設定もしていきます。ここでは、とにかく「勝手に再起動とかやめて」をコンセプトに、下図のように設定しました。

その他の項目も合わせて設定

設定の確認

さて、一通りのポリシー設定が終わったので、一旦ログオフしてみます。ログオン画面に戻ると、(他のポリシー項目を変更してなければ) INCHIKITECH\Administrator というユーザ名が表示されているかと思います。

でも先ほどAdministrator名は変更したので、新しいAdministrator名じゃないとログオンできません。ユーザーの切り替え(W) をクリックします。

古いユーザ名じゃログオンできない

古いユーザ名じゃログオンできない

他のユーザー をクリックします。

他のユーザー

他のユーザー

Win2008ではドメインユーザでログオンする場合、ドメイン名\ユーザ名形式で入力します。(※)

ユーザー名 inchikitech\inchiki-admin と、パスワード(これは今までのものと同じでおk)を入力して ボタンをクリックまたは Enterキーを押すと、ログオン シーケンスが走ると思います。

新しいユーザ名でログオン

新しいユーザ名でログオン

スタートメニューを開くと、新しいユーザ名に変わっていることがわかります。

ユーザ名が変わっている

ユーザ名が変わっている


一応これで、とりあえずやっておくべき設定は終了です。実際はパスワード設定や Windows Update設定についても、設定が反映されているか確認しておいてください。(ここでは割愛します)

次回こそは DNS の構成を見ていきたいと思います。(たぶん)

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